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Kilohearts : 創造性無限シンセ phase plant ビギナーズガイド by かめりあ(5)

さて、早いもので今回は第5回でございます! これまで phase plant にまつわる色々なテクニックを紹介してきました。今回はそれらを合わせて(どうやって合わせていくかは……最終的に皆さんのアイデア次第です!)、実際に自分、かめりあが楽曲内で使っているプリセットや設定集を紹介していこうと思います。プラクティカルでございます! というわけで、今回は「実践! 実際に楽曲で phase plant を使ってみよう」で行ってみましょう!

1. ややトランシーなプラック

▲プラックの設定。波形はSawだが、Squareなどでも良いかも

このプラックはイントロ部分で使用しています。上の画像を見てもらうと、Modulator部のEnvelope(赤枠/Decayが160msくらい)が、上から順にLane 1のFilterのCutoff(黄枠/45%)とQ(黄緑/20%)、DistortionのDrive(紫枠/30%)、Lane FXビギナーズガイド 3のFilterのCutoff(白枠/10%)にアサインされていて、このEnvelopeをイジるだけでも表情が付けられそうな音色になっています。

上部のMacro 1(水色枠)は、Lane 1のFilterのCutoffに[−15%](黄枠)、Lane 3のFilterのCutoffに[−65%](白枠)でアサインされているので、このMacroを動かすとフィルターがかかって、簡単に盛り上がり感が出せます。Lane 2のDisperser(橙枠)も加わって、アタックがかなりプリプリ(?)とした、まるで鮮度のいいエビのような質感をしています。

大事なのは、オシレータのPHASEが[±180°]になっていることと(灰枠)、下部のGlobal Unisonを[×4]に設定して(茶枠)、DetuneやSpreadで音の厚さをかなり足していること。前者は、発音のタイミングで音の位相がランダムにズレる設定になっています。位相が揃うと、アタックに「ピュンピュン」という”シワ”のようなものが生まれてしまうので、それを防いでいるんですね~。

後者はCPUをめちゃくちゃ食う危険なテクニックです。Global Unisonを増やすと、その本数分、“phase plant全体から発せられる音”を重ねられます。ただし、エフェクトを並行して処理していくので、その分、2倍、3倍と際限なくCPUを食ってしまうのです。こういったDetuneの本数が多いシンセだと、CPU、そして電気代との相談ですね……。

2. ドロップで重ねる低めのプラック

▲ドロップで重ねる、やや低めのプラック。ロー(基音のあたり)はカットしても○(まる)。目立たないが効果はある

今回は上画像のように、Saw波を加工した「Melting Saw」(赤枠)というWavetableから作っていきます。2種のEnvelopeを用意し、左はDecayが遅め(黄枠/〜100ms)で、オシレータ内のLPF Filter Cutoff(黄緑枠/20%)とDistortion × 2(水色枠/80%)にアサインされている音色加工用。

右は、Decayがとんでもなく速くて(白枠/〜6ms!)、Master Pitch(紫枠/24st)とオシレータOut Gain(茶枠/100%)、オシレータ内LPF Filter Cutoff(黄緑枠/25%)にアサインされている、純粋にアタックの「ゴツッ」とした触感を出すためのものになります。ピッチをこうやって変調すると、明らかに打楽器的な、ややもすれば撥弦楽器っぽいニュアンスが加わるので、遊んでみると楽しいですよ!

▲こんな感じのシーケンスに組み合わせる

  • Shiftキーを押しながらパラメータを調整:微調整ができる
  • Altキーを押しながら生成:すでに存在するオシレータ・エフェクトの間に追加できる
  • パラメータを右クリック:数値入力
  • パラメータをダブルクリック:リセット
  • 一番右上のインベーダーマークをクリック:スペースインベーダーで遊べる(????)

3. ドロップのベース①(フォルマント系)

▲ドロップのシンセ(ベース)。「ウォウ!」って感じ

上の画像は、ドロップで使用されているベースです。1本目のメインのオシレータ(赤枠)を、2本目(黄枠)で変調し、3本目(黄緑枠)はサブベースにする(Lane 3に直接アウトプット)という形式です。サブベースが正弦波になっていますが、少し歪ませるか、あるいはすでに歪んでいるWavetable(Overdriven Sine)を使ってもいいと思います。

Modulatorには、Envelopeに似た形のLFOが入っています(水色枠/ワンショットを繰り返さず、1回で終了する設定なので、ほぼEnvelopeそのもの)。こういう使い方をすると、Envelopeでは不可能な細かい形状の調整ができるのでオススメテクニック(=オステク)です! 上から、メインオシレータのPHASE変調に乗算(Envelope(%)×変調の値になるということ。Envelopeが消えている時はまったく変調しない)で100%(紫枠)、Frame(茶枠/25%)、Distortion Drive(白枠/50%)にアサインされています。

これらを組み合わせると、少し歪んだイメージで、Sync Window Sineの「ウォウ!」という音を活かしたベースが作れます! 手早い。Polyphonyを[1/LEGATO](橙枠)、Glideをかなり高めにして[LEGATO](灰枠)にすることで、複数のノーツがつながった時に滑らかに接続することができます。

▲こんな感じでピッチを上げてみたり

4. サンプルを使ったシンセパッド

▲サンプルを使ったパッド。AM(Amplitude Modulation)から生み出される超高域が鋭い

Sampleの[Factory]->[Symplesound]->[Choirs]->[Gregorian Choir](赤枠)のやや低い帯域の音色に、Wavetableの[Chords]->[Frost Chords](黄枠)の金属質な超高域を、AM(黄緑枠/メインオシレータLEVELの変調)することで付与して、サラサラとした質感を加えています。

Faturator(紫枠)で音の一体感を少し整えた後、ChorusとEnsemble(白枠)で音のデチューン感を足せばOK! ちなModulatorは、サブオシレータFrame(水色枠/100%)、メインオシレータDetune(橙枠/15%)、Faturator Fuzz(灰枠/45%)、Drive(茶枠/5%)にアサインしています。

5. サンプルを使ったFX/ライザー

▲これがライザー。Macroを上げるとすべてが上がる

Macro(赤枠)がPitch(黄枠/36st)、Filter Cutoff(黄緑枠/100%)、Filter Q(水色枠/80%)に入っています。これが(たぶん)基本の形で、例えばディレイやリバーブなどの空間系を足したり、Frequency ShifterやRing Modulatorで非線形の処理を足したりといった変種があります。今回は、すでに周囲の音が多いのでシンプルに。

ちなみに、Sampleに[Symplesound]->[Inharmonic 4](紫枠)を使っていますが、ここは基本、何でもOK! 持っているサンプルを使ったり、コードをライザーにしてみたりなどなど、何でもできますよ!

6. ドロップのベース②(レゾナンス系)

▲こちらはレゾナンスが結構効いたFM系ベース

Sawの波形でFM変調をすると、何が起こるかと言うと、実はちょっとダーティでノイジーなピッチベンド的な効果になります。これを活かして、超金属的なギンギンしたベースを作るのが好き! 今回は[Chords]->[Saw Power Chord](茶枠/他のChordでも良い)を使って、FM変調ベースを作ります。

上の画像の下部左のLFOで、メインオシレータFM(PHASE)変調に乗算100%(赤枠)、メインオシレータのFrame(黄枠/10%)、変調オシレータのFrame(黄緑枠/20%)、Filter Cutoff(水色枠/5%)とアサインして形を作りつつ、Velocity(紫枠)をLFOの速度に[−20%]でアサインしています(白枠)。

Velocityが高いとアタックが遅れ、ディケイが長くなり、低いと逆にアタックが速くディケイの短い音になるので、これを組み合わせつつ、Macroでさらに音を変え(Chorus Decay=15%、変調オシレータのFrame=45%、Delay FXビギナーズガイド FXビギナーズガイド Time=10%)、Macro 2でピッチを変えて……という組み合わせでバリエーションを出しています。

▲Velocityを書いてフレージングを作りつつ…… ▲雑ですがMacroはこんな感じ。上から順にMacro 1(ピンク)、Macro 2(紫)

7. ポルタメントの効いた上モノシンセ

▲レゾナンスの高いフィルターを2段かけて、味をしっかり付けたリード系シンセ

ドロップに重ねたり、ブレイクで使える、上モノ系リード系シンセ。これもPolyphonyを[1/LEGATO]にして(赤枠)、Glideを使った(黄枠)、ポルタメントの効いたシンセになっています。見えていませんが、Lane 2の最下部には12.0kHzのBitCrushが挿さっていて、少しノイジーでデジタルな印象の音になっています。こういう感じで、Filter→Distortion→Filter→Distortionというカスケード処理をすると、徐々にリアルな質感の音になっていきますので、覚えておくと良いかも。

▲今回はこんな感じの繰り返し系シーケンス

8. ドロップのベース③(ワンキー系)

最後に、ワンキーでフレーズを生み出す系統の、ちょっと複雑なベースサウンドを紹介します。音の系統としてはFM変調系に近いですが、変調オシレータが[Raw FXビギナーズガイド Harmonics]という、正弦波の純粋な倍音列を奏でるWavetableになっているので面白い! レーザー!

▲Modulatorに色々入っているコイツらが大事

上の画像を見ると、まず、一番左のLFOは16分音符の速度で振動しています(赤枠)。これをLane 1のGainにアサインして(黄枠)、「ブワワワワワワ……」と揺れるような音に。このLFOは「1/16音符」の速度ですが、その“16”にMacro 3をアサインすることで速度を変えられるようにしています(黄緑枠)。この楽曲では、途中で1/24(24分音符)のフレーズにしてみました。高速!

次に2個目のMinというモジュールですが、これはInput AとInput Bのうち、低い方を出力するという役目をしています(水色枠)。今回はMacro 2の入力を[×1.13]でAに入力しつつ(橙枠)、Input Bを[0.5]のままにすることで(白枠)、Macroが上がりきっていない間は0.5となり、さらにMacro 2の入力よりやや大きめな出力を得ることができます。Minの出力は、オシレータ内のLFOのQとCutoffにそれぞれ[30%]でアサインしています(茶枠)。

次に、LFOはメインオシレータのFrameを微妙に(5%)振動させつつ(灰枠)、Cutoffを[25%]動かしています。これらには後述のMultiplyがそれぞれ[8%]、[100%]で乗算がかかっています。

最後にMultiplyという、Input A × Input FXビギナーズガイド Bの値を出力するモジュールで、Input Aをデフォルト値の[1]、Macro 2を[−1]という設定にしています(紫枠)。Macro 2は基本的に0→1と増加するオートメーションを書いているのですが、減少させたい時に、こういったMultiplyのモジュールを使うと便利です!

各種アサインですが、Macro 1は、メインオシレータFrame(30%)、見えていませんがサブオシレータFrame(70%、Overdriven Sineを使用)と、ややおとなし目の基調となる変化です。

Macro 2は、LFO Depth(100%)、Lane 1 Gain(−35%)、Min Input(1.13)、変調オシレータ(こいつが大事!)のFrame(−60%)、Multiply Input(−1)と、こちらがメインの動きとなります。

▲打ち込みはこんな感じ。Macro 1 & 2とピッチを書いている

上から順にMacro 1、Macro 2。ピッチをこんな感じで書いて、音高がグーッと上がっていくと共にLFOがかかってきて、変調も激しくなるという流れになります(ハァーハァー…長かった)。こんな風にMin/MaxやMultiplyを組み合わせると、1つのオートメーションから複雑な動きを生み出すことができますので便利です! 使ってみてください!

実際に楽曲で使っている phase plant の中身を見せてきました。こんな風に色々な音を作り出すことができる、まさに創造性無限大なシンセがコイツでございます! 皆さんの使い方も見てみたいです。ぜひ教えてください。

というわけで、色々と紹介してきましたが一旦こちらでまとめとなります! また機会がありましたら、是非是非読んであげてくださいませ~。それではかめりあでした! ピース!

かめりあ / Camellia FXビギナーズガイド / 大箭マサヤ(not カメリア)プロフィール

作曲家、編曲家、および作詞家。1992年生。2003年、弱冠10歳から母親のPCでDTMを始める。 電波ソングやポップミュージック、ロック・メタル、EDM、ハードコア、ジャズ、民族音楽、ラテンなどの広い音楽ジャンルを制作、 インスト・歌ものを問わず、クラブミュージック、VOCALOID楽曲、東方アレンジ、リミックス、ゲームBGM等を広範囲に手がける。音楽ゲーム「SOUND VOLTEX」で行われた公募にて楽曲を複数曲収録され、とくに同ゲーム内で行われたKAC(KONAMI Arcade Championship)2013オリジナル楽曲コンテストでは最優秀賞を獲得。またbeatmania IIDXシリーズなどで活躍するクリエイターが多数所属している「beatnation RHYZE」にメンバーとして参加し、REFLEC BEATシリーズやBeatmania IIDXシリーズ、jubeatシリーズ等に楽曲を提供している。2014~17年には上記beatnation RHYZEのメンバーとして、さいたまスーパーアリーナ、ZEPP Divercity、豊洲PIT等にてDJ出演を行った。2016年には人気ボーカリストkradnessとのユニット「Quarks」を結成、5月にはワンマンライブを行うなど活動の幅を広げつつ、 7月には自身初となるメジャーソロアルバム「MEGANTO METEOR」をリリース。2017年には継続してBEMANIシリーズに楽曲提供を行いながら、「プリパラ」シリーズの楽曲のリミックス提供を行った。男性ボーカロイド「VY2V3」公式デモソングの制作、「蒼姫ラピス生誕祭」でのDJ出演、「初音ミクのミクミクメイクミク」にてED楽曲を提供するなど、ボカロPとしても活動が多く、 VOCALOID楽曲としては「システマティック・ラヴ」「Fly to night, tonight」「ココロの質量」など、エレクトロ~ダブステップ系の楽曲を主に投稿し人気となっている。

OrderFlow Tradingとは何ですか?その読み方は? –初心者ガイド

OrderFlowTradingprogramvaraförstationärdator

注文フロー取引では、さまざまなプラットフォームを使用できます。次のセクションでは、ソフトウェアATASとSierraChartを紹介します。株取引にはTradeStationをお勧めします。 Order Flow Trading Platformsを使用すると、オーダーブックまたはチャートトレーダーを介して証券取引所で直接取引することができます。その上、注文フローを理解しやすくすることができる多くのツールがあります。

Stationærepc'erまでの注文フロー取引ソフトウェア

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(リスク警告:先物取引と先物オプション取引は、損失のリスクが大きく、すべての投資家に適しているわけではありません。状況、知識、財源に照らして、取引が自分に適しているかどうかを慎重に検討する必要があります。すべてを失う可能性があります。意見、市場データ、推奨事項はいつでも変更される可能性があります。過去のパフォーマンスは将来の結果を示すものではありません。Stage5 Trading Corp.はNFAのメンバーであり、NFAの規制による監視と検査の対象となります。ただし、NFAには、基礎となるまたはスポットの仮想通貨商品または取引、仮想通貨取引所、カストディアン、または市場に対する規制監督権限がないことに注意してください。これは紹介ブローカーリンクであり、$3手数料をブローカーと共有します)

注文フロー取引に役立つ指標とツール

オーダーフロートレーディングインジケーター

ボリュームプロファイル

注文フローインジケーター

高度な分析

大量を示すインジケーター付きの注文フロー取引チャート

アルゴリズム取引と自動取引

結論:プロのトレーダーはオーダーフロートレーディングを使用しています

デイトレードや市場での大きなポジションの取引に関しては、オーダーフロー取引が本当に必要です。 FXビギナーズガイド オーダーブックを見れば、市場が動いている理由と場所を直接知ることができます。 Order Flow Tradingは、投資に関するより良い意思決定を行うのに役立ちます。

5つ星のうち5

注文フロー取引は、通常のチャートトレーダーよりも優れているのに役立ちます。 (5 / 5)

Trusted Broker FXビギナーズガイド Reviews

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ソフトウェア: ATAS注文フロー取引ロゴ
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Kilohearts : 創造性無限シンセ phase plant ビギナーズガイド by かめりあ(1)

IMG1

▲phase plantの基本的な画面。なんか色々できそうですね(実際できる)

まず、phase plant の基本的な使い方を案内していこうと思います。左側がオシレータ部分(音を発生させるところ)、右側が Kilohearts 社製のエフェクトを読み込んでシンセと一体化させられる(!)「Snapin system」と呼ばれる部分、そして下部がLFO(経過時間に応じて周期的にパラメータを変化させる機能)やエンベロープ(非周期的に一度だけ変化を付ける機能)、ランダム変化などのモジュレータ部分です。phase plant は初期の状態では音が出ませんので、左側のオシレータ部分に何らかのオシレータを読み込んでみてください。そうするとMIDIの入力に応じて音が出ます。

オシレータ

左側のオシレータ部分から見ていきましょう! オシレータには、読み込んだ音をそのまま発生させることのできる「Sample」、Wavetable と呼ばれる波形データを元にサウンドを発生させることのできる「Wavetable」、ノイズを発生させる「Noise」、それからアナログシンセ系の音に限って発生させることのできる「Analog」の4種類があります。すでに盛り沢山や……! やりたいことに応じて使い分けていくと吉です!

例えば、キックをSampleに読み込んで phase plant で音程を変化させたり(いわゆるガバキック的なやつ)、あるいはシンセリードのサンプルを持っていれば、Sampleのループ機能を使ってメロディに使ったりすることができます。その他にも、プラックやマレット系の音色の「アタック感」を活用することもできますね!

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▲こんな風に。これは既存のサンプルを用いたシンセリード

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▲Wavetableの"Gross"は素の時点ですでに強めのベースサウンド。オレンジになっている右上の「Frame」をイジると音が変わります

NoiseとAnalogについては、そのままノイズとアナログ系の波形を発生させることができますが、あまり説明が必要ないように思います。なぜならWavetableとSampleが非常に強力だから。もちろん、「シンセサウンドにノイズを混ぜたい!」といった時はNoiseを使えばいいですし、「アナログ系の音色にこだわりたい!」という時はAnalogを使ってもいいと思います。でも、それ以上にソフトウェアシンセ特有の多彩な選択肢があるのが phase plant の良さ! ということで何卒。

ゲームボーイサウンドと言えば、矩形波

さて、ゲームボーイサウンドと言えば矩形波。四角い形をした波形(Pulse wave / Square waveとかって呼ばれます)を出すと、まぁすでにゲームボーイっぽいじゃんね。今回はここからさらに、「実機っぽさ」を目指して作り込んでいきます。

まずはオシレータにWavetableから「PW Square」(Pulse-Width Square=パルス幅矩形波の略)を読み込みます。Frameでパルス幅(つまり波形の厚みってこと)を調整できますが、今回使いたいのはFrame値が「128」、「64」、「32」の音色のみ! なぜなら、それが「っぽい」から(昔のゲーム機なので、技術的に発音できるパルス幅が決まっていたんですね。そこをしっかり再現してあげると本格的に!)。それぞれに味がありますが、今回はいったん「128」で進めてみましょう。

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▲読み込みました。もうゲームボーイっぽいといえばぽいけどね

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▲Envelopeはこんな風に。25msだけEnvelopeが立ち上がっていて、それ以外は0の状態

Envelope右側の「⊕」マークをクリックすると、このEnvelopeと他のパラメータを連動して動かすことができます。今回はパルス幅を変えたいので、先ほど作ったオシレータのFrameへ。%表示なのでわかりにくいですが、現在の値が「128」なので、例えばFrame値を「64」まで下げたいということであれば「−25%」(256×25%=64、128−64=64ということ)を設定すればnicely doneです。早速ちょっと音を鳴らしてみましょう。……なんとなく懐かしい音がしますよね。しません? ゲームボーイを持ってきてください。

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▲Envelopeによってパルス幅が一瞬下がっている状態。この状態で音を鳴らすと……「ポコー」みたいな特徴的な音がしません?

ビブラートとか付けてみたい

ビブラートも同じく画面下のモジュレータから、今度はLFOを用いて作っていきます。と言っても簡単で、LFOを立ち上げて周期を「5〜6Hz」くらい(曲のテンポや好みのビブラート速度によります)にして、右下の「⊕」マークからピッチにブッ刺すだけ! オシレータ下部の「SEMI CENT」と表示されているピッチ部分に連動させてもいいですし、「Master Pitch」でも構いません(今回は後者で「+0.12」に設定)。すると音が揺れて、急にゲームボーイっぽさが……。グッと来ませんか?

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▲これがビブラート用LFO。上側のMaster Pitchに±0.12半音のビブラートがかかっています。ポコ~~

とても簡単ですね。phase plant はこんな風に簡単かつ即座にパラメータのエディットができるので、もちろんメイン機としても使えますし、またチョイ役でも重宝するシンセです。

パラメータ×パラメータで200だ

もっとビブラートについて知りたい? しかたないにゃあ……。例えば、「発音直後はビブラートがかかっていないけど、時間経過するとビブラートがかかってくるサウンド」はどうでしょうか? この場合は、EnvelopeとLFOを組み合わせることで、ビブラートの開始タイミングを調整できます。段々楽しくなってきましたね!

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▲こんな形になります。このEnvelopeを使ってビブラート量を変化させます

IMG9

▲こんな風にすると振幅を±0にできます。 つまり、ここにEnvelopeを設定すれば……!?

IMG10

▲こうなります。右側のEnvelopeの出力と、左側のビブラート用LFOの振幅が連動してる!

ショートタイムディレイとかかけてもいいよね

例えばゲームボーイっぽい音なら、ショートディレイを組み合わせるとちょっと凝った音になりますよね。それではDelay(※Delayは2021年3月現在無料! 他にも3-Band EQ、Chorus、Limiter、Stereoなどが無料)を右側のエフェクト部分にインサートしてみましょう。すると発音される音にディレイ(やまびこみたいな音)が付与されていますよね?

こんな感じで phase plant では Kilohearts のエフェクトプラグイン全種(マジで全部)をエフェクト部分に使うことができ、無限のカスタマイズ性を秘めています。すご過ぎる。どんなテクノロジーだ。ほんとに全部読めるのでマルチエフェクターラックを組めます。

▲ディレイはこんな感じ。Duckを上げると音が入力されている時にエフェクトの適用度(ミックス)が下がります ▲最終的な完成図はこんな感じ。簡単!

というわけで、第1回は phase plant の基本的な使い方と、「イチからゲームボーイサウンドを作る方法」を紹介させてもらいました。こんな風に、いろんなエフェクトを組み合わせたり(今後紹介していこうと思います)、この他にも多くのモジュレーション方法や機能(今後紹介していこうと思います)を組み合わせたりして、音を作っていくことができるソフトシンセです。音を作る、プログラム/プログラミングが好きな方には特にオススメ!

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かめりあ / Camellia / 大箭マサヤ (not カメリア)

1992年生。2003年、弱冠10歳から母親のPCでDTMを始める。 電波ソングやポップミュージック、ロック・メタル、EDM、ハードコア、ジャズ、民族音楽、ラテンなどの広い音楽ジャンルを制作、 インスト・歌ものを問わず、クラブミュージック、VOCALOID楽曲、東方アレンジ、リミックス、ゲームBGM等を広範囲に手がける。

音楽ゲーム「SOUND VOLTEX」で行われた公募にて楽曲を複数曲収録され、とくに同ゲーム内で行われたKAC(KONAMI Arcade Championship)2013オリジナル楽曲コンテストでは最優秀賞を獲得。

またbeatmania IIDXシリーズなどで活躍するクリエイターが多数所属している「beatnation RHYZE」にメンバーとして参加し、REFLEC BEATシリーズやBeatmania IIDXシリーズ、jubeatシリーズ等に楽曲を提供している。

2014~17年には上記beatnation RHYZEのメンバーとして、さいたまスーパーアリーナ、ZEPP Divercity、豊洲PIT等にてDJ出演を行った。

2016年には人気ボーカリストkradnessとのユニット「Quarks」を結成、5月にはワンマンライブを行うなど活動の幅を広げつつ、 7月には自身初となるメジャーソロアルバム「MEGANTO METEOR」をリリース。

男性ボーカロイド「VY2V3」公式デモソングの制作、「蒼姫ラピス生誕祭」でのDJ出演、「初音ミクのミクミクメイクミク」にてED楽曲を提供するなど、ボカロPとしても活動が多く、 VOCALOID楽曲としては「システマティック・ラヴ」「Fly to night, tonight」「ココロの質量」など、エレクトロ~ダブステップ系の楽曲を主に投稿し人気となっている。

Kilohearts : 創造性無限シンセ phase plant ビギナーズガイド by かめりあ(5)

さて、早いもので今回は第5回でございます! これまで phase plant にまつわる色々なテクニックを紹介してきました。今回はそれらを合わせて(どうやって合わせていくかは……最終的に皆さんのアイデア次第です!)、実際に自分、かめりあが楽曲内で使っているプリセットや設定集を紹介していこうと思います。プラクティカルでございます! というわけで、今回は「実践! 実際に楽曲で phase plant を使ってみよう」で行ってみましょう!

1. ややトランシーなプラック

▲プラックの設定。波形はSawだが、Squareなどでも良いかも

このプラックはイントロ部分で使用しています。上の画像を見てもらうと、Modulator部のEnvelope(赤枠/Decayが160msくらい)が、上から順にLane 1のFilterのCutoff(黄枠/45%)とQ(黄緑/20%)、DistortionのDrive(紫枠/30%)、Lane 3のFilterのCutoff(白枠/10%)にアサインされていて、このEnvelopeをイジるだけでも表情が付けられそうな音色になっています。

上部のMacro 1(水色枠)は、Lane 1のFilterのCutoffに[−15%](黄枠)、Lane 3のFilterのCutoffに[−65%](白枠)でアサインされているので、このMacroを動かすとフィルターがかかって、簡単に盛り上がり感が出せます。Lane 2のDisperser(橙枠)も加わって、アタックがかなりプリプリ(?)とした、まるで鮮度のいいエビのような質感をしています。

大事なのは、オシレータのPHASEが[±180°]になっていることと(灰枠)、下部のGlobal Unisonを[×4]に設定して(茶枠)、DetuneやSpreadで音の厚さをかなり足していること。前者は、発音のタイミングで音の位相がランダムにズレる設定になっています。位相が揃うと、アタックに「ピュンピュン」という”シワ”のようなものが生まれてしまうので、それを防いでいるんですね~。

後者はCPUをめちゃくちゃ食う危険なテクニックです。Global Unisonを増やすと、その本数分、“phase plant全体から発せられる音”を重ねられます。ただし、エフェクトを並行して処理していくので、その分、2倍、3倍と際限なくCPUを食ってしまうのです。こういったDetuneの本数が多いシンセだと、CPU、そして電気代との相談ですね……。

2. ドロップで重ねる低めのプラック

▲ドロップで重ねる、やや低めのプラック。ロー(基音のあたり)はカットしても○(まる)。目立たないが効果はある

今回は上画像のように、Saw波を加工した「Melting Saw」(赤枠)というWavetableから作っていきます。2種のEnvelopeを用意し、左はDecayが遅め(黄枠/〜100ms)で、オシレータ内のLPF Filter Cutoff(黄緑枠/20%)とDistortion × 2(水色枠/80%)にアサインされている音色加工用。

右は、Decayがとんでもなく速くて(白枠/〜6ms!)、Master Pitch(紫枠/24st)とオシレータOut Gain(茶枠/100%)、オシレータ内LPF Filter Cutoff(黄緑枠/25%)にアサインされている、純粋にアタックの「ゴツッ」とした触感を出すためのものになります。ピッチをこうやって変調すると、明らかに打楽器的な、ややもすれば撥弦楽器っぽいニュアンスが加わるので、遊んでみると楽しいですよ!

▲こんな感じのシーケンスに組み合わせる

  • Shiftキーを押しながらパラメータを調整:微調整ができる
  • Altキーを押しながら生成:すでに存在するオシレータ・エフェクトの間に追加できる
  • パラメータを右クリック:数値入力
  • パラメータをダブルクリック:リセット
  • 一番右上のインベーダーマークをクリック:スペースインベーダーで遊べる(????)

3. ドロップのベース①(フォルマント系)

▲ドロップのシンセ(ベース)。「ウォウ!」って感じ

上の画像は、ドロップで使用されているベースです。1本目のメインのオシレータ(赤枠)を、2本目(黄枠)で変調し、3本目(黄緑枠)はサブベースにする(Lane 3に直接アウトプット)という形式です。サブベースが正弦波になっていますが、少し歪ませるか、あるいはすでに歪んでいるWavetable(Overdriven Sine)を使ってもいいと思います。

Modulatorには、Envelopeに似た形のLFOが入っています(水色枠/ワンショットを繰り返さず、1回で終了する設定なので、ほぼEnvelopeそのもの)。こういう使い方をすると、Envelopeでは不可能な細かい形状の調整ができるのでオススメテクニック(=オステク)です! 上から、メインオシレータのPHASE変調に乗算(Envelope(%)×変調の値になるということ。Envelopeが消えている時はまったく変調しない)で100%(紫枠)、Frame(茶枠/25%)、Distortion Drive(白枠/50%)にアサインされています。

これらを組み合わせると、少し歪んだイメージで、Sync Window Sineの「ウォウ!」という音を活かしたベースが作れます! 手早い。Polyphonyを[1/LEGATO](橙枠)、Glideをかなり高めにして[LEGATO](灰枠)にすることで、複数のノーツがつながった時に滑らかに接続することができます。

▲こんな感じでピッチを上げてみたり

4. サンプルを使ったシンセパッド

▲サンプルを使ったパッド。AM(Amplitude Modulation)から生み出される超高域が鋭い

Sampleの[Factory]->[Symplesound]->[Choirs]->[Gregorian FXビギナーズガイド Choir](赤枠)のやや低い帯域の音色に、Wavetableの[Chords]->[Frost Chords](黄枠)の金属質な超高域を、AM(黄緑枠/メインオシレータLEVELの変調)することで付与して、サラサラとした質感を加えています。

Faturator(紫枠)で音の一体感を少し整えた後、ChorusとEnsemble(白枠)で音のデチューン感を足せばOK! ちなModulatorは、サブオシレータFrame(水色枠/100%)、メインオシレータDetune(橙枠/15%)、Faturator Fuzz(灰枠/45%)、Drive(茶枠/5%)にアサインしています。

5. サンプルを使ったFX/ライザー

▲これがライザー。Macroを上げるとすべてが上がる

Macro(赤枠)がPitch(黄枠/36st)、Filter Cutoff(黄緑枠/100%)、Filter Q(水色枠/80%)に入っています。これが(たぶん)基本の形で、例えばディレイやリバーブなどの空間系を足したり、Frequency ShifterやRing Modulatorで非線形の処理を足したりといった変種があります。今回は、すでに周囲の音が多いのでシンプルに。

ちなみに、Sampleに[Symplesound]->[Inharmonic 4](紫枠)を使っていますが、ここは基本、何でもOK! 持っているサンプルを使ったり、コードをライザーにしてみたりなどなど、何でもできますよ!

6. ドロップのベース②(レゾナンス系)

▲こちらはレゾナンスが結構効いたFM系ベース

Sawの波形でFM変調をすると、何が起こるかと言うと、実はちょっとダーティでノイジーなピッチベンド的な効果になります。これを活かして、超金属的なギンギンしたベースを作るのが好き! 今回は[Chords]->[Saw Power Chord](茶枠/他のChordでも良い)を使って、FM変調ベースを作ります。

上の画像の下部左のLFOで、メインオシレータFM(PHASE)変調に乗算100%(赤枠)、メインオシレータのFrame(黄枠/10%)、変調オシレータのFrame(黄緑枠/20%)、Filter Cutoff(水色枠/5%)とアサインして形を作りつつ、Velocity(紫枠)をLFOの速度に[−20%]でアサインしています(白枠)。

Velocityが高いとアタックが遅れ、ディケイが長くなり、低いと逆にアタックが速くディケイの短い音になるので、これを組み合わせつつ、Macroでさらに音を変え(Chorus Decay=15%、変調オシレータのFrame=45%、Delay Time=10%)、Macro 2でピッチを変えて……という組み合わせでバリエーションを出しています。

▲Velocityを書いてフレージングを作りつつ…… ▲雑ですがMacroはこんな感じ。上から順にMacro 1(ピンク)、Macro 2(紫)

7. ポルタメントの効いた上モノシンセ

▲レゾナンスの高いフィルターを2段かけて、味をしっかり付けたリード系シンセ

ドロップに重ねたり、ブレイクで使える、上モノ系リード系シンセ。これもPolyphonyを[1/LEGATO]にして(赤枠)、Glideを使った(黄枠)、ポルタメントの効いたシンセになっています。見えていませんが、Lane 2の最下部には12.0kHzのBitCrushが挿さっていて、少しノイジーでデジタルな印象の音になっています。こういう感じで、Filter→Distortion→Filter→Distortionというカスケード処理をすると、徐々にリアルな質感の音になっていきますので、覚えておくと良いかも。

▲今回はこんな感じの繰り返し系シーケンス

8. ドロップのベース③(ワンキー系)

最後に、ワンキーでフレーズを生み出す系統の、ちょっと複雑なベースサウンドを紹介します。音の系統としてはFM変調系に近いですが、変調オシレータが[Raw Harmonics]という、正弦波の純粋な倍音列を奏でるWavetableになっているので面白い! レーザー!

▲Modulatorに色々入っているコイツらが大事

上の画像を見ると、まず、一番左のLFOは16分音符の速度で振動しています(赤枠)。これをLane 1のGainにアサインして(黄枠)、「ブワワワワワワ……」と揺れるような音に。このLFOは「1/16音符」の速度ですが、その“16”にMacro 3をアサインすることで速度を変えられるようにしています(黄緑枠)。この楽曲では、途中で1/24(24分音符)のフレーズにしてみました。高速!

次に2個目のMinというモジュールですが、これはInput AとInput Bのうち、低い方を出力するという役目をしています(水色枠)。今回はMacro 2の入力を[×1.13]でAに入力しつつ(橙枠)、Input Bを[0.5]のままにすることで(白枠)、Macroが上がりきっていない間は0.5となり、さらにMacro 2の入力よりやや大きめな出力を得ることができます。Minの出力は、オシレータ内のLFOのQとCutoffにそれぞれ[30%]でアサインしています(茶枠)。

次に、LFOはメインオシレータのFrameを微妙に(5%)振動させつつ(灰枠)、Cutoffを[25%]動かしています。これらには後述のMultiplyがそれぞれ[8%]、[100%]で乗算がかかっています。

最後にMultiplyという、Input A × Input Bの値を出力するモジュールで、Input Aをデフォルト値の[1]、Macro 2を[−1]という設定にしています(紫枠)。Macro 2は基本的に0→1と増加するオートメーションを書いているのですが、減少させたい時に、こういったMultiplyのモジュールを使うと便利です!

各種アサインですが、Macro 1は、メインオシレータFrame(30%)、見えていませんがサブオシレータFrame(70%、Overdriven Sineを使用)と、ややおとなし目の基調となる変化です。

Macro 2は、LFO Depth(100%)、Lane 1 Gain(−35%)、Min Input(1.13)、変調オシレータ(こいつが大事!)のFrame(−60%)、Multiply Input(−1)と、こちらがメインの動きとなります。

▲打ち込みはこんな感じ。Macro 1 & 2とピッチを書いている

上から順にMacro 1、Macro 2。ピッチをこんな感じで書いて、音高がグーッと上がっていくと共にLFOがかかってきて、変調も激しくなるという流れになります(ハァーハァー…長かった)。こんな風にMin/MaxやMultiplyを組み合わせると、1つのオートメーションから複雑な動きを生み出すことができますので便利です! 使ってみてください!

実際に楽曲で使っている FXビギナーズガイド phase plant の中身を見せてきました。こんな風に色々な音を作り出すことができる、まさに創造性無限大なシンセがコイツでございます! 皆さんの使い方も見てみたいです。ぜひ教えてください。

というわけで、色々と紹介してきましたが一旦こちらでまとめとなります! また機会がありましたら、是非是非読んであげてくださいませ~。それではかめりあでした! ピース!

かめりあ / Camellia / 大箭マサヤ(not カメリア)プロフィール

作曲家、編曲家、および作詞家。1992年生。2003年、弱冠10歳から母親のPCでDTMを始める。 電波ソングやポップミュージック、ロック・メタル、EDM、ハードコア、ジャズ、民族音楽、ラテンなどの広い音楽ジャンルを制作、 インスト・歌ものを問わず、クラブミュージック、VOCALOID楽曲、東方アレンジ、リミックス、ゲームBGM等を広範囲に手がける。音楽ゲーム「SOUND VOLTEX」で行われた公募にて楽曲を複数曲収録され、とくに同ゲーム内で行われたKAC(KONAMI Arcade Championship)2013オリジナル楽曲コンテストでは最優秀賞を獲得。またbeatmania IIDXシリーズなどで活躍するクリエイターが多数所属している「beatnation RHYZE」にメンバーとして参加し、REFLEC BEATシリーズやBeatmania IIDXシリーズ、jubeatシリーズ等に楽曲を提供している。2014~17年には上記beatnation RHYZEのメンバーとして、さいたまスーパーアリーナ、ZEPP Divercity、豊洲PIT等にてDJ出演を行った。2016年には人気ボーカリストkradnessとのユニット「Quarks」を結成、5月にはワンマンライブを行うなど活動の幅を広げつつ、 7月には自身初となるメジャーソロアルバム「MEGANTO METEOR」をリリース。2017年には継続してBEMANIシリーズに楽曲提供を行いながら、「プリパラ」シリーズの楽曲のリミックス提供を行った。男性ボーカロイド「VY2V3」公式デモソングの制作、「蒼姫ラピス生誕祭」でのDJ出演、「初音ミクのミクミクメイクミク」にてED楽曲を提供するなど、ボカロPとしても活動が多く、 VOCALOID楽曲としては「システマティック・ラヴ」「Fly to night, tonight」「ココロの質量」など、エレクトロ~ダブステップ系の楽曲を主に投稿し人気となっている。

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