最後に今回の記事についてまとめていきましょう!
FXの売買比率とは?ポジション割合がわかるFX会社と取引手法を紹介!
まず、売買比率とは 「買い」と「売り」、それぞれの「ポジションの度合い・比率」のこと です。
それぞれの通貨ごとに表示されており、その通貨の「買い」と「売り」のポジションの比率を教えてくれます。
例えば、「買い」が70%「売り」が30%だとすると、投資家のポジションのうち、70%が「買い」で30%が「売り」ということを示していますので、大方が買うべきだとみているということになります。
しかも 実際に取引している投資家のポジションをもとに作成 されていますので、信憑性も高く周りの考えを知った上で取引することができるので、とてもありがたいサービスの1つです。
どのポジションをとれば良いか分からなかったり、迷ったりしたら、この売買比率を参考にしてポジションを選択するのもありだと思います。
▼FXのポジションについては以下の記事をご一読ください。
FXのポジションって何?を世界一わかりやすく解説|保有期間や注意点は? 今回はFXにおけるポジションについて詳しく紹介していきます。 FXではポジションを知らないとスムーズに取引をすることができないので.売買比率情報
それぞれの通貨ペアで確認できる
そして、 この売買比率のサービスは「それぞれの通貨ペアで確認できる」 ということです。
なので、ご自身が取引されている通貨の売買比率も確認することができます。
売買比率は、FX会社で提供しているすべての通貨ペアの分を見ることができますので、もし特定の通貨ペアに絞って取引されている方は特に売買比率をたまには見るようにしていきましょう!
▼FXの通貨ペアについては以下の記事をご一読ください。
売買比率は2通りの読み取りができる
1つ注意点とはなりますが、「売買比率は2通りの読み取りができる」ということです。
具体的に説明すると、売買比率が「買い」あるいは「売り」のどちらかに傾いている場合、 「そのトレンドが継続する」と読むか、「そろそろトレンドの転換点」と読むかという風に2通りの読み取り ができます。
やはり、最終的な見方はファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などでトレンドの方向性を知り、実際にポジションをとるポイントをしる1つの指標として扱う
なので、売買比率だけでどちらのポジションにするのか決めるのは危険で、必ず分析手法を確立して、その補完的な指標として利用するようにしましょう!
FXの売買比率が重要な理由
次に、 「FXの売買比率が重要な理由」 を説明していこうと思います。
先ほども説明させて頂いた通り、売買比率では他の投資家のポジションの買いと売りの割合が見れるということで、他の投資家がどのように考えているのかを知ることができるとお伝えさせていただきました。
トレンド把握しやすい
まずは、「トレンド把握しやすい」ということです。
大部分の投資家がどのようなポジションを持っているのか知ることができるので、トレンドを把握することができます。
価格変動で強いトレンドがでている時は特に売買比率が一方向的に傾いていることが多いです。
売買比率を頻繁にチェックしていれば、その売買比率の変化も見てとれるので、こまめにチェックして比率の変化をおさえましょう!
市場の心理を読み取ることができる
さらに「市場の心理を読み取ることができる」というのも、売買比率が重要な理由の一つになります。
買いが大部分であれば、その国の政治・経済に対して良いと思っているので、全体的に強気な印象をもてます。
売りが大部分であれば、その国の政治・経済があまり良くないと見ているということになるので、弱気な姿勢ではないかと読みとれます。
しかし、注意が必要なのがFXは通貨ペアの売買なので、株のような単に投資に対して強気か弱気ということを示しているのではなく、その国の通貨が買いなのか売りなのかという風に、その国の評価の良し悪しということになります。
FXの売買比率を利用した取引手法
次に「FXの売買比率を利用した取引手法」を紹介していこうと思います。
売買比率では、 他の大部分の投資家がその通貨ペアが買いなのか売りなのかを見て取ることができる とお伝えさせて頂きました。
比率が拮抗している時はポジションを取らない
まずは、「比率が拮抗している時はポジションを取らない」ということです。
特に、 買いと売りの比率が50:50に近ければ近いほど、比率が拮抗しているということ になります。
ユーロドルやドル円など非常に流動性の高い通貨ペアなどはあまり強い比率があらわれることは多くはなく、60:40くらいの比率になれば強い比率になってきます。
比率が拮抗している時は強いトレンドなどが発生していない状態ですので、
「ポジションを取らない」ということもトレードの判断の1つですので、何もしていないということとは違います。
判断に迷う時は、ぜひ「ポジションを取らない」という選択を取るようにしていきましょう!
売買比率の高い方にポジションをとる
次に、 順張りのトレードをするなら「売買比率の高い方にポジションをとる」ことで利益がでることが多い と思います。
65:35くらから70:30くらいの比率がちょうどよいエントリーするタイミングになります。
もちろん、トレンドがこれから続くのか、弱いトレンドで終わってしまいそうなのかは、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などで判断することが重要です。
必ず、売買比率を見る時はチャートもチェックして、かならずトレンドが強いのかどうかも分析する必要があります。
過剰な比率の時は逆のポジションをとる
最後に、 逆張りのトレードをする時は「過剰な比率の時は逆のポジションをとる」ことで利益がでることが多い です。
具体的な比率としては、80:20以上くらいの80%以上が片方に傾いている状態です。
その他の普通の通貨は、80:20などの比率はとても過剰な比率となります。
もちろん、チャートで逆張りのタイミングなのか分析して判断することが重要ですが、売買比率が過剰な時はそれ以上に上がっていきにくいので、逆張りのトレードの判断材料とすることができます。
過剰な比率な時は、チャートをチェックした上で逆張りのトレードを検討してみるとよいと思います。
FXの売買比率の欠点
最後にここでは、「FXの売買比率の欠点」を紹介していこうと思います。
これは 株などには共通せず、FXでの売買比率のみに該当する ことです。
主に日本人のポジション比率でしかない
まず、「主に日本人のポジション比率でしかない」ということになります。
売買比率は、そのFX会社で取引しているトレーダーをもとに作成されているので、そのFX会社でトレードしている、主に日本人トレーダーの売買比率でしかありません。
なので、通貨の取引は世界中で取引されており、日本人の売買はその巨大な取引の一部でしかないので、その売買比率が市場全体の比率ではないことに注意が必要です。
しかし、円を含む通貨ペアは日本人がメインに取引することになるので、大体の目安とすることはできるでしょう!
高金利通貨は多くの場合「買い」が90%
そして、 「高金利通貨は多くの場合「買い」が90%」ということ です。
先ほど説明させて頂いた通り、高金利な新興国通貨(トルコリラ、メキシコペソ、南アフリカランドなど)は高金利目当てで、「買い」のポジションを保有していることが多いです。
なので、「買い」の比率が90%以上ということも珍しくなく、それをみて逆張りのトレードをしかけようと思わないように注意しましょう!
もちろん、チャート分析の結果から「売り」が推奨される時は、売りで入っても問題ないと思います。
なので売買比率は流動性の高い金利もそこまで高くない通貨に適応できるということになります。
売買比率でおすすめなFX会社

おすすめ度 | ![]() |
---|---|
使いやすさ | A |
約定力 | A |
スプレッド(売買比率情報 ドル円) | 0.2銭(原則固定) |
スワップポイント(ドル円) | 50円 |
売買比率を見ながらトレードするならDMM FXがおすすめ です。
また、テクニカル分析用のツールやニュース配信なども充実しているので分析をするのにもおすすめなFX会社です。
現在、 新規口座開設と一定の取引で最大20,000円キャッシュバックするキャンペーン中 ですので、ぜひこの機に口座開設してみませんか?
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【まとめ】FXの売買比率
最後に今回の記事についてまとめていきましょう!
今回はFXの売買比率についてまとめましたが、いかがでしたか?
FX口座を開設して取引し始める際に良い参考になればと思います。
DMM FXでは、今なら最大で20,000円キャッシュバックキャンペーン中なので、ぜひ 口座開設してトレードに 挑んでいきましょう!
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【保存版】FXのポジション・売買比率を公開してるサイトと正しい使い方
OANDA JAPAN|未決済ポジション比率
デューカスコピー|SWFXセンチメント指数
外為どっとコム|ポジション比率情報
投機筋のポジション・売買比率
FOREX WATCHER|シカゴ筋建て玉
第一商品|CFTC建玉明細
市場オーダー状況
トレーダーズ・ウェブ|FXオーダー状況
ポジションオーダーをリアルタイムでチャートに表示する方法
「個人のポジション・売買比率」で紹介したOANDA JAPANの未決済ポジションは別名「クソポジチェッカー」とも呼ばれ、FXトレーダーで参考にしている人が多いです。
OANDA JAPANではメタトレーダー4(MT4)でリアルタイムにポジションオーダーが表示できるインジケーターを配布しているので、それを利用すればチャート上に「売り注文、買い注文」を表示することができます。
ただし、これはOANDA JAPANで「 10万通貨以上取引、かつ20万円以上を預入 」した人限定のサービスです。
他社ではこれを公開しているところがほとんどないので、このインジケーターを利用するためにOANDA JAPANで口座開設しても全く損はありません。
OANDA Japanの評判と口コミ評価!コースの違いやおすすめコースも解説
公式サイトはこちら 「OANDA JAPAN(OANDA FX)」のサービスは他社と比較してどうなのか、口コミや評判はどんな感じなのか気になりますよね。 このページでは、22のFX口座を使用…
ポジション、売買比率をトレードに活用するには
まず知っておかなければいけないことは、 1つのFX会社における個人のポジションやオーダーというのは世界全体でみるとそこまで大きな数字にはならない ということです。
例えば、あるFX会社の売買比率でドル円が圧倒的に買い多数であったとしても、ドル円がそのまま上がっていくという保証はありません。むしろ歴史的には 売買比率情報 個人のポジションは、より大口のファンドにカモにされやすい傾向 があります。
『強気相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観とともに成熟し幸福のうちに消えて行く』というウォール街の有名な格言があります。
またトレンドが強く出ている時に、 トレンドと逆方向のポジションが大量に溜まってしまっていると、節目を超えた場合などに一気にストップを誘発して値が飛ぶ 可能性もあります。
FXの出来高を調べる、チャートに表示するには
FXの出来高の見方と分析手法!MT4チャートに表示する方法も解説
この記事でわかること FXの出来高の見方 出来高を活用した分析手法 MT4でチャートに出来高を表示する方法 はじネコFXでどれだけ出来高があるか知りたいのですが。 斉藤出来高が知…
【FX】ポジション比率や売買比率、価格分布を公開しているFX会社特集!
IG証券の売買比率では、直近・日間・週間・月間の4種類で各通貨ペア毎に売り買いの注文比率が確認できます。前日の売買比率を開示しているFX会社や直近の数字が分かるFX会社は多いですが、週間や月間といった長期スパンでポジション比率が分かるのは貴重。
IG証券では、一定の条件を満たしたトレーダーを対象に様々な優遇が受けられるプレミアムサービスを行っています。プレミアムサービス対象のトレーダーは専属の担当者がアサインし、それぞれの希望や要望に応じたオーダーメイドサービスを提供。
FX・株価指数・商品取引のスプレッドがリベートされたり、専属担当へ優先的に連絡したりすることができます。専属の担当者は経験と実績豊富なプロばかり。また、プレミアムサービス対象トレーダー限定の豪華クルーズディナーへの招待や限定セミナーも随時開催。専業トレーダーの方は要チェックのサービスです!
ヒロセ通商
業績を右肩上がりで伸ばし続けている注目のFX会社「ヒロセ通商」では、注文情報とポジションを確認することができます。注文情報の表示に対応した取引ツールは「LIONチャートPlus+」「LION Basic」「LION Web」の3種類。すべてブラウザで表示するタイプの取引ツールです。
ヒロセ通商の注文情報は価格帯毎の指値・逆指値注文の数量が表示されます。左の青が売り注文、右の赤色が買い注文の数量です。ドル円であれば50銭刻みで表示されているため、どの価格帯に注文が集まっているのか一目瞭然。
iPadなどのタブレット端末を愛用されている方には、ヒロセ通商の「LION Tab」がおすすめです。LION TabはLIONチャートPlus+と同等のチャート機能を装備しており、当ページで紹介している注文情報もタブレットから閲覧可能。
外貨ex byGMO
外貨ex byGMOは業界最狭水準スプレッドや操作性抜群の取引ツールなど、多くのメリットを兼ね備える人気のFX業者。外貨ex byGMOでは会員限定のサービスとしてみんなのオーダーという情報コンテンツを利用でき、外貨ex byGMOで取引しているユーザーの指値・逆指値注文状況と前営業日の売買比率、残ポジションのショートとロングの割合をチェックすることができます。
上に掲載しているのは指値・逆指値の注文状況を表しているグラフ。外貨ex byGMOの外貨exで取り扱っている通貨ペアのうち10銘柄の情報を見ることが可能です。外貨ex byGMOは国内FX業者の中でも利用者数が多い会社ですので、そんな業者の注文情報を閲覧できるのは大きなメリット。
前述したように外貨ex byGMOは業界最狭水準のスプレッドで取引することができ、使い勝手の良い取引ツールの提供が魅力です。外貨ex byGMOでは通常の取引ツールに加えて、世界中のトレーダーに愛用されている「MT4」を分析専用ツールとして利用することも可能。情報面を重視される方にもツール面を重要視される方にも外貨ex byGMOはおすすめです。
みんなのFX
LIGHT FX
LIGHT FXといえば、FX初心者でも扱いやすいようにカスタマイズされた取引ツールが大きな魅力。PCツールは無駄な機能を削ぎ落とした「シンプルトレーダー」と機能性を追求した「アドバンスドトレーダー」の2種類を提供しています。
DMM FX
さまざまな分野で積極的に事業進出を行っているDMMグループ、そのDMMグループが運営しているFXサービスがDMM FXです。DMM FXでは、注文比率と人数比率の2つが確認可能。
特に、DMM FXの注文比率はスマホアプリで直接表示させることができます。外出先で簡単に注文比率をチェックできるのは魅力的。DMM FXといえば、国内50社以上あるFX会社の中でも口座開設数が業界トップクラスのFX会社。
マネーパートナーズ
SBI FXトレード
SBI FXでは、その他にも週間マーケットアイや午前・午後1日2回のテクニカル状況、シニアのためのMarket Eyeなど最新マーケット情報が非常に豊富。様々な角度から相場の情報を入手したい方はSBI FXが要チェック。
記事まとめ&よくある質問
国内FX業者でポジション比率/売買比率を公開しているのは「OANDA」「IG証券」「ヒロセ通商」「みんなのFX」「LIGHT FX」「DMM FX」「マネーパートナーズ」「SBI FXトレード」です。このうち、OANDAはポジション比率/売買比率ともに公開しています。
スマホのFXアプリでポジション比率/注文比率の表示に対応しているのは「OANDA」「IG証券」「みんなのFX」「LIGHT FX」「DMM FX」です。
【まる見え】FXの売買比率・ポジション比率を公開しているFX口座を9つ紹介
FX会社
FXの売買比率やポジション比率って、一部のFX会社で公開してるみたいだけど…どの会社の情報が見やすい&信憑性が高いのかな?
みんなのFXを含め、売買比率やポジション比率が確認できるFX会社を比較しながら紹介します。
そもそもFXの売買比率・ポジション比率とは?
売買比率とは、一定の期間内に成立した売買について表示したグラフのこと。このグラフを見れば、どのくらい多くのトレーダーが売っている or 買っているかが分かるため相場の方向性などを読む際に役立ちます。
表示方法や対象期間などはFX会社によって異なりますが、みんなのFXなら具体的にどの価格帯で注文を出しているかも表示してくれるのでとっても便利。
売買比率を確認する際は、1社の情報だけに頼るのではなく複数のFX会社で確認することでより精度が高まります。
実際の取引をしなくても売買比率が確認できるFX会社がほとんどなので、取引で使う予定がなくても複数の口座を開設していつでもログインできる状態にしておくと便利ですよ。
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