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ダブルボトムの基礎知識

ダブルボトムの基礎知識
出典元:pwaworldtour

Column Vol. 06 生地の種類|編み物(ニット)の基礎知識

編み物を構成するループを編み目と呼び、表側に引き出した編み目を「表目」、裏側に引き出した編み目を「裏目」と呼びます。
また、編み物は「よこ編み」と「たて編み」という2つの編み方に大別されます。
よこ編みは、布の幅方向に供給された糸でループを形成し、これを長さ方向に連結させる編み方です。
Tシャツやスウェットなどの衣類のほとんどが、このよこ編みで形成されています。
たて編みは、布の長さ方向に多数配列された糸のそれぞれでループを形成し、これらのループを幅方向に連結させる編み方です。
工業製品によく使われる編み方で、自動車の内装材や電化製品のフィルターなどがそれにあたり、衣類ではナイロンジャケットの裏地(ライナー)などに使用されます。
このコラムでは、編み物のうち衣類に多く採用されるよこ編みの基本組織と種類について解説していきます。

2. よこ編みの基本組織

よこ編みには「三原組織」と呼ばれる基本の編み方があり「平編み(天竺編み)」「ゴム編み(リブ編み)」「パール編み」の3つを指します。
この三原組織はさまざまな編地の基本をなしており、それぞれ風合いや伸縮性などの特徴が異なります。
たとえば、平編みは天竺編み・メリアス編みとも呼ばれ、Tシャツといえばこの編地といえるほど、最もポピュラーな編み方です。表面と裏面の違いがはっきり分かる編み方で、よこ方向に伸びやすいという特徴があります。
ゴム編みはリブ編み・フライス編みとも呼ばれ、表目・裏目ともに同じ編み目で生地の表裏がありません。よこ方向によく伸び、フィット感があります。
パール編みは、1コースごとに表目と裏目が交互に編まれた編み方で、編み目が凸凹と波打ったようになり、弾力性に優れた生地に仕上がります。カットソーに使われることはあまり多くなく、セーターや靴下などに用いられます。

3. 編地の種類

前述の通り、一言で編み物と言ってもその編み方の種類はさまざまで、それぞれの特徴が異なります。
製品や用途に合わせて最適な編み方を選んでいく必要があります。
ここでは代表的な編地とその特徴やそれらが使われている製品についてご紹介します。

01 平編み(ひらあみ)/天竺編み(てんじくあみ)/メリアス編み よこ編みの三原組織の一つで、もっともポピュラーな編地です。一般的に流通しているTシャツの多くはこの平編みを用いています。
表目にたて方向の筋が見え、裏目はやや粗い感じに見えるため、表と裏の違いがはっきりしているのが特徴で、よこ方向への伸縮性を持ち、凸凹のない編地です。
薄い生地に仕上げることも可能で、軽く、適度な通気性と耐久性があるため、使い勝手の良い生地に仕上がります。
主な用途:Tシャツ 乳児用肌着 ダブルボトムの基礎知識 シーツなどの寝具 など

02 フライス編み/リブ編み/ゴム編み/畦編み(あぜあみ) 平編みよりも横方向に伸縮性があり、着脱しやくすく、シルエットにフィットするタイプのTシャツやインナーなどに利用される編地です。よこ編みの三原組織の一つ。 ダブルボトムの基礎知識
表目・裏目ともに同じ編み目で生地の裏表がありません。また、編み目には縦方向のはっきりした筋が入っています。
主な用途:Tシャツ ポロシャツの襟・袖のリブ 靴下 など

03 パール編み/ガーター編み/リンクス/両頭編み 表目と裏目がコース方向へ交互に編まれた編地です。編地が安定しており、縦方向の弾力に優れています。平編みと比べると編地が重厚になるというのも特徴です。こちらもよこ編みの三原組織の一つです。
主な用途:セーター ドレス スーツ など

04 サーマル ダブルボトムの基礎知識 立体感のある格子状の凸凹が特徴の編地です。サーマルは、編み目が焼き菓子のワッフルのような「ワッフル地」とハチの巣のような「ハニカム地」とに大別されます。
凸凹があることで空気の層が作られ、保温性を高める点が大きな特徴です。 ダブルボトムの基礎知識
肌との接地面積が少ないため、保温性が優れていながら肌にべとつかないので、アウトドアやミリタリー用品のインナーとして多く採用されています。

05 鹿の子編み 平編みの変形組織の一つ。平編みとタック編みが交互にくる編み方で、鹿の子絞りの織物に外観が似ていることからこのように呼ばれるようになりました。
表編みと裏編みを交互にすることによって生地表面に細かな凸凹を表現します。ポロシャツの定番生地で、面ではなく点で肌に触れるため、肌に触れる面積が少なく通気性に優れています。

06 リバーシブル鹿の子/リバーシブルメッシュ 片面を天竺編みに、もう片面を変形組織の鹿の子で構成した編地です。
例えば、表面を天竺、裏面を鹿の子で仕上げると、表面はフラットな編地でプリントに適し、裏面は接触面が少ない通気性のよい製品になります。通気性のあるドライTシャツなどに多く使われます。

07 スムース編み/インターロック編み 両面編みの一種で、両面とも表地にした編地。2つのフライス編みを裏合わせにしています。ほどよい肉厚感と優れた伸縮性があり、型崩れしにくいのが特徴です。
編地の表面が滑らかなことからスムースと言われるようになりました。

08 裏パイル/裏毛(うらけ・うらげ) 裏地がタオルのようなパイル地(ループ)で構成した編地です。
代表的な編み方は、平編みで構成した表地と、表地の糸より甘撚りの太い糸をループ状に編んだ裏地を中糸でつなぐ方法。
スウェット・トレーナーに広く使用される編地で、吸水性が高く、パイルがすき間を作り空気を含むため、快適な着心地を与えてくれます。

09 裏起毛 裏パイルのループ地をひっかき、毛羽立たせたもの。毛羽立たせて起毛した裏地が生地に厚みを持たせ、生地全体にボリューム感がでます。
感触は柔らかく、保温性が高まります。また、起毛することで表糸が引っ張られ、表面が滑らかになるのも特徴です。

4. 編み物を知って快適さを追求

一言で「編み物」と言っても、さまざまな編み方・編地があることがお分かりになったと思います。
もちろん、ここでご紹介したのはほんの一部。基本と言ってよい内容ばかりです。
普段何気なく着ているTシャツやスウェット、肌着や寝具にいたるまで、それぞれの用途に合わせた編地で構成されています。
それらを知り、ほんの少し気にかけるだけで、快適な毎日への手助けになるはずです。

ウィンドサーフィンのボードは用途/カテゴリー別に多種多様〜基礎知識を知ろう〜

ウィンドサーフィンのボードは用途/カテゴリー別に多種多様〜基礎知識を知ろう〜

ウィンドサーフィン ボード

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ボードデザインの基礎知識とカテゴリー別のデザイン的特徴を知ろう

ウィンドサーフィン ボード

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スペック項目と表現の見方

ウィンドサーフィン ボード

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★長さ/全長(センチ or フィート/インチ):ボードの長さを表します。

★幅/最大幅(センチ or フィート/インチ):ボードの一番幅広い部分の寸法です。

★厚さ/最大厚(センチ or フィート/インチ):ボードの最も厚い部分の寸法です。

性能やカテゴリーとの関係は?

ウィンドサーフィン ボード

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撹拌の基礎用語

撹拌の基礎用語

撹拌装置の中で最も重要な構成要素が撹拌翼です。
撹拌翼は、モータからの回転エネルギーを、槽内全体の循環流を形成する「吐出作用」と局所的なせん断力を与える「せん断作用」という2つの相反する作用に転換します。
したがって、撹拌翼の選定を行う際には、原料の粘度などおおよその目安はあるものの、どちらの作用を主体とし、どうバランスを持たせれば目的とする撹拌操作が達成できるのかを考えることが極めて重要となります。
産業界には多種多様な撹拌翼が存在しますが、代表的なものを下記に示します。

船の錨のような形状。
高粘度向け。壁面境界層を乱したり、壁面に固体が付着するような場合に有利。
しかし、軸方向流は極めて小さいため、混合には不適当。

バッフルは邪魔板とも呼ばれます。撹拌槽の槽壁に2~8枚の平板もしくは円柱状のパイプを等間隔で取り付けるのが一般的です。 バッフルが無い場合、撹拌翼を回転させると、流れは図1のように、横方向のみの流れ(これを供回りと言います)となります。 図2のようにバッフルを取り付けた場合は、上下方向の流れも発生するため、流れを乱す効果を得ることができます。したがって、バッフルの設置は、混合性能を促進するための最も簡易な方法の一つとされています。 特に、低粘度液を撹拌する際は、大抵の場合、用いられています。 しかし、バッフルの設置位置、個数、長さによって、混合性能が変化するため、目的・用途に応じた最適値の判断が必要となります。

モータは撹拌翼を回転させるための動力源です。
モータには様々な種類がありますが、撹拌装置では交流モータの利用が一般的です。また、モータ定格は、JIS C 4210により段階的に規格化されています。

※「サイクロ ® 減速機」及び「パラマックス ダブルボトムの基礎知識 ® 減速機」は、住友重機械工業株式会社の登録商標です。

変速機とは、回転速度を変化させることが可能な装置です。上記の減速機はモータの回転速度を一定の比率(減速比)で減速する装置(減速された回転速度は一定)であるのに対して、変速機は回転速度を調整することが可能な装置です。
撹拌装置で用いられる変速機の変速方式としては、電気式と機械式が一般的です。電気式の代表例はインバータ、機械式の代表例はバイエル ® 無段変速機になります。

  • 電気式変速
  • モータの周波数を変えることで変速
    (モータの回転数を変える)
  • 変速比は1:10が一般的
  • 機械的な動力損失は無い
  • 軽量コンパクト
  • 電気工事を伴うことがある
  • 回転速度に依らず、トルク一定
    ダブルボトムの基礎知識
  • 機械式変速
  • 減速比を変えることで変速
    (モータの回転数は一定)
  • 変速比は1:4
  • 機械的な動力損失は大きい
  • 大きく重い
  • 電気工事の必要なし
  • 低速時でも、高いトルクで運転可能(出力一定)

軸封装置は、回転する撹拌軸から、液やガス等が外側(または内側)に漏れるのを防止する装置です。総称してシールとも呼ばれます。軸封装置には「槽内を密閉する高い機密性」と「回転を安定的に伝達する機能性」の両立が要求され、撹拌装置全体の性能、安全性、経済性を決定づける上でも、非常に重要な箇所であると言えます。
軸封装置の選定に際して、主な仕様条件としては、圧力、温度、取り扱う液の性状、危険度、腐食性、回転速度、固形分の有無等があり、日頃の保守点検も考慮した上で、最適な軸封方式及び材料を選定するとともに、選定した装置に適した製作・据付精度を確保する必要があります。
産業界には数多くの軸封装置が存在しますが、撹拌装置で一般的に使用されているものを以下に示します。

  • メカニカルシールの内、近年はシール液を使用しないドライシールの採用が増えている
  • グランドパッキンに比べ、コンタミを大幅に低減できる
  • 圧力:F.V.~0.3MPa-G程度まで、温度:120℃以下
    (条件によっては、高温・高圧対応が可能)
  • 高温・高圧・高回転や漏れが許容されない過酷な状況下でも使用が可能
  • 漏れが極めて少なく、適切な材料と設計により広範囲に使用できるが、構造が複雑なため機器の高精度が要求される
  • シール液の加圧・循環装置が必要となる
  • 圧力:F.V.~50MPa-G程度まで、温度:350℃以上も可能
  • 機密性に乏しいため、多少の漏れが許容できるなら使用範囲は広い
  • パッキンの交換が容易で、ランニングコストは安いが、コンタミが生じやすい
  • 圧力:F.V.~0.3MPa-G程度まで、温度:120℃程度まで
  • 構造が簡単で、取り付けスペースが小さく、低価格で容易に使用することが可能
  • 他の方式と比較して、圧力と回転速度範囲が小さい
  • 圧力:F.V.~0.3MPa-G程度まで、温度:60℃程度まで

撹拌機は、多くの場合オーバーハング(片持ち)の長い軸を持つ回転機器であり、非常にアンバランスな構造と言えます。そのため、撹拌軸には十分な機械的強度が求められます。
軸の設計に際しては、動力を回転運動として伝達するねじり応力だけでなく、撹拌翼が槽内の流体から受けるラジアル力による曲げ応力や撹拌翼の推力による荷重を考慮して軸径を決める必要があります。さらに、軸の固有振動数と撹拌機の回転数が合致した場合に起こる共振のリスクを回避しておくことは極めて重要です。共振現象が発生すると振動が大きくなり、シール漏れ、軸の曲がりや破損を引き起こすことがあるためです。
とはいえ、過大な軸径はコストの増加につながるため、下端に軸受を設けることで軸径を小さくすることも可能です。しかし、強度に満たない軸を使用すれば、軸受や軸封装置の寿命を縮め、ひいては撹拌装置全体にも影響するため、最適な軸径の選定は、トータルな視点で行う必要があります。

騙されないダブルトップの活用法


2度同じ高値で弾いており、強い抵抗にあっている のがわかります。

ダブルトップは文字通り、同じ高値で止まるので見分けるのが容易です。
チャート上によく出現するので、トレードにも取り入れやすいでしょう。
ただ実際の相場では、同じ高値でピッタリと止まるとも限りません。


高値を切り上げるパターンのダブルトップは、ブルトラップとも呼ばれるダマシのケース。
このように、必ず高値がそろうわけではないと覚えておきましょう。

高値を2つ作り、 直近のサポートライン(ネックライン)を下抜けすることで、ダブルトップが完成 となります。

トップとボトム

天井圏から反転するときに見られるダブルトップに対し、 底値圏から反転するときに見られるのがダブルボトム です。


ダブルトップを逆さにしただけで、使い方も考え方も変わりません。

ダブルトップ・ボトム、どちらも同じくらい重要ですから、ワンセットで覚えておきましょう。

ヘッドアンドショルダーやトリプルトップとどう違う?

反転を示唆するチャートパターンに、ヘッドアンドショルダートリプルトップがあります。

ヘッドアンドショルダーもトリプルトップも、3つの高値で成り立っています 。
どちらも相場が反転するときに見られるチャートパターンです。
「ダブルトップとどう違うの?」と思う人もいるでしょう。

その違いは『 信頼性

天井圏で3回もトレンド継続が失敗に終わっています。
つまり、 ダブルトップより強い反転を示唆している ということですね。

ダブルトップのエントリー・利確・損切りポイント

あくまでも基本ですが、まずは基礎をしっかり押さえておくこと。
応用はそれからの話です。
なお、ダブルボトムも考え方は変わりませんので、ここでは割愛します。

エントリーのタイミング

1. ネックラインをブレイクしたらエントリー

2つの高値を形成するときにできた ネック(サポート)ラインを、ローソク足が実体で抜けたら、次の足でエントリー します。

ポイントは 誰もがダブルトップだとわかるパターンのときにエントリーすること 。
ダブルトップか微妙なときにエントリーしても、大きな値動きにはなりませんからね。

2.ブレイク後の押し目・戻り目を待ってエントリー

押し目や戻りのポイントは、ネックラインが一般的 (サポレジ転換)です。
ネックラインに戻ってきてからの反発を確認して、エントリーしていきましょう。

このエントリーの メリットは、勝率が高く、損切りを浅く設定できる こと。
というのもダブルトップは、ダマシも多く、ネックライン抜けの飛び乗りはリスクをともなうからです。

そこで押しや戻りポイントまで引きつけることで、損切り幅を小さくできます。
ブレイクしても、一度は上値(下値)を確かめにくることがほとんど。
あせらず待つことが大切でしょう。

利確のポイント

ダブルトップでの一般的な利益ポイントは、 パターンの高さ(AB)を測り、ブレイクポイント(C)に当てはめることで算出 できます。

ようするに、AB=CDですね。

上記の 算出方法は、すべてのパターンに共通 します。
一番高い(低い)ポイントAからネックラインBまでを測定し、ブレイクCに当てはめます。

損切りのポイント

•ネックラインをブレイクしたらエントリー

ネックライン抜けでエントリーする場合の損切りは、上図のポイント。
二度弾いている高値の少し上でもあるので、防御力も高めです。

•押し目・戻り目の場合の損切りライン

押し目や戻りでエントリーする場合は、直前の高値(安値)がいいでしょう。
損切りを浅くできるので、損小利大のトレードが可能です。
トップの上に損切りを設定すると、勝率は高くなりますが、その分負けたときの損失が多くなってしまいます。

ダブルトップの効果的な活用方法

ダブルトップはとてもシンプルで、トレードに取り入れやすいチャートパターンです。
一方で、誰もが意識しているので『ダマシ』もひんぱんに起こります。
そこで、ダブルトップの効果的な活用方法を紹介します。

オシレーターを併用する

ちなみに、オシレーターは代表的なものであれば何でもOK。
「買われすぎ、売られすぎ」がわかればいいです。
個人的には、RSIやストキャスティクスが見やすいかな。

押し目・戻りでエントリーする

ダブルトップで負ける人の多くが、早く仕掛けてしまう傾向 にあります。
初動をとらえたい気持ちはわかりますが、ダマシにあうリスクも高いと覚えておきましょう。

上位足の方向を意識する

ダブルボトムの基礎知識
赤線が上位足の波です。
①と②のポイントで、下位足がダブルトップとなったとしましょう。
さて、①と②どちらのポイントが勝率・値幅とともに高いでしょうか?

この時点では、上位足はまだ上昇トレンド中。
まだ上にいく可能性もあります。 ダブルボトムの基礎知識
いくら下位足がダブルトップとはいえ、信頼性は高くありません。
押し目がいつ入ってくるかもわからず、損切りをミスると大打撃です。

上位足のレジスタンス(サポート)ラインを活用する

ダブルトップ(ボトム)とは
トレンドの終了と反転を示唆するチャートパターン。
チャートパターンを覚えておくことで、素早いトレード判断ができる

インサイドベルト・腰芯の基礎知識とカーブインベルのメリットについて

メンズ営業の青木です。日本の芯地メーカーにはどのような会社があってどういった芯地を扱っているか、得意としているかをまとめてみましたので芯地を選ぶ際の参考にしていただければと思います。レディス、カジュアル衣料日東紡アドバンテックス株式会社 (日東紡績株式会社)会社HP ダブルボトムの基礎知識 https://www.nittobo.co.jp/index.html接着芯・接着テープのメーカーになります。レディス向けの芯地を得意としており豊富な生地規格、接着樹脂、カラーバリエーションを揃えております。様々な素材への対応、色合わせのしやすさといった点が特徴です。日東紡の芯.

インサイドベルト芯地とは?

パンツのウエスト仕様

⭐️スラックス

(ストレッチ素材で伸びを活かす場合はヨコ地取り)

バイヤス取りした裏地の筒に、同じバイアス取りした中心を縫い合わせた50〜60mm巾のテープ状のもの。高級感・着用感のために使用・アパレルの個性を出すためブランドロゴを入れたり、シャツの滑り止め機能を付けたりされます。

⭐️カジュアル (チノ・デニムなど)

インベル芯 使用の目的

⭐️シルエットの保型(従来)

⭐️保型➕着用感(新しいニーズに対応)

パンツのデザインとして、タイトなシルエットが多くなり、また、素材にストレッチ性のあるものが増え「着心地」が重要なテーマとなってきました。保型性の為のハリ感に加えて、ストレッチへの追従性が求められるようになってきました。

そのため、ウエストの距離が伸びて人体の動きに追従する[快適性]➕キックバックにより体にフィットする[保型性]インベル芯が求められるようになります。

インベル芯の選定に関して

従来のインベル芯使用の目的である「伸びを止める」ことと「ストレッチ素材への追従性」は相反する機能です。

<ストレッチインベル肯定論

<ストレッチインベル否定論

「着用感」の向上は認めるが、ストレッチ性があると縫製時に伸縮が生じて、製品の上がり寸法にバラ付きが出ます。つまり品質管理の難しさがボトルネックとなります。

また着用やクリーニング後の仕上げにより、ウエストサイズが変化するトラブル(顧客苦情)の恐れもあります。

インベル芯の種類

※織芯タイプ(スパンorストレッチ)

※ゴムインベル(ストレッチ)

※ダブルテープタイプ

※カーブタイプ

なぜカーブインベルなのか

原反からウエストの形状に合わせて芯地を裁断をするとアイロンでの芯据え肯定を省き、労無く接着することができます

原反からカーブ形状に裁断するとウエストのフロント部分はどうしてもバイアスになってしまいます。インベル芯は一般にタテ糸よりもヨコ糸のはりが強く、ヨコ糸のハリで人体のタテ方向に対する保型機能を発揮しています。これがバイアスになることで、保型性能が弱まり、ウエストのフロントが折れやすくなってしまいます。また、バイアスの布は引っ張った時に変形による伸びが発生し、幅が狭くなります(幅引き)

カーブとはいえ、そのアール形状は一定でパターンに一致してはいません。そのため、接着前にアイロンでの芯据えが必要になります。ただし、ストレート形状のインベル芯に比べると作業は容易で合わせやすくなります。地の目に関しては、元はストレートのインベル芯を曲げて使用するだけですので、胴回り方向にはタテ地が、人体のタテ方向には常にヨコ地があたり、本来の保型性能がしっかりと発揮され、シルエットの成形に役立ちます。

インベル芯の使い方(接着)

※(接着)インベル芯は接着芯地の仲間ではありますが、一般に厚みがありアイロンだけでしっかりと接着することは非常に難しいので、必ず芯地用のプレス機を用いて接着します。

<ダブルテープ>

<直貼りタイプ>

ウエスト身頃部の上がり線にインベル芯の端を合わせるようにセットして、プレス機で接着します。インベル芯自体をガイドとして縫い代を折り返します。上がり線に合わせるのは難しいため、インベル芯が薄手の場合はダブルテープの時と同様に身頃の断ち切りに合わせてセットし、ベルト芯ごと折り返して縫い代にする場合もあります。

<カーブタイプ>

新商品 ZE3013CBサスティナブル対応 カーブインベル

ZE3013CB ストレッチカーブインベルとZE3013 ストレッチインベルの紹介です。これから、使用頻度が多くなると思われるサスティナブル商品です

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